家を出るように
Aさんは約1年前に、今まで住んでいた借家を出ていって欲しいと大家さんから言われていました。
聞くところによると、大家さんは古くなった家を取り壊して更地にして売却したいということでした。期限は1年。それまでに出ていってほしいということでした。
突然の退去依頼は、引っ越し費用がでるとか、次の家を借りる敷金がでるとか、なにか特別措置があったりもするのですが、
1年の期限があるのものですから、特別措置は一切ないということでした。
その期限がいよいよ2020年2月15日に迫ってきました。
いままでも相当さがして、どんなに探しても、これといった物件に出会うことなく、難しいなー。厳しいなー。と悩みながら約1年が経とうとしていました。
そんな時に、AさんはGメソッドに出会いました。
願いが実現する。それもどんな願いにもこたえてくれる。
Aさんの最大の願いは、新しい家が見つかります。ということですから、その願い考えて願いたてツイートをしていきました。
しかしよく聞いてみると、新しい家を見つけることが簡単ではないことがわかります。
希望の条件
Aさんが希望する家は、
1階建ての平屋が希望。
マンションはダメ。
3部屋ほしい、
庭がついていて、
庭からお月様が見える。
近くに川が流れている。
仕事場に通うことが可能な物件
なのです。
しかも貸家ではなく購入したい。
しかし、お金があまりない。
この条件でいままで1年間近く探してこられたのですが、なかなか見つからなかったのです。
この要望を、あらゆる不動産屋さんに相談しても、おそらくどこもお手上げで、対応してくれないでしょう。
常識では不可能な希望です。
誰がどこから見ても逆立ちしても、不可能に思える希望条件でした。
Gメソッドで願いを立てる
Aさんは、Gメソッドで願いをたてていきました。
希望の条件の家が見つかって、そこに引越しをして落ち着いた状態でイメージして、68秒スピーチを練習しました。
※)68秒スピーチについてはGもん君学習サイトの上級編に解説動画があります。
そうすると、次の日にとんでもない事件が起こりました。
なんと、おばあさんから断られたのです!
なにを断られたかというと、荷物を一時預かってもらうことを断られたのです。
2月15日が1年経過後までに退去しなくてはならない最終期限なのでした。
Aさんは、もし見つからない時の予防策として、知り合いのおばあさんに、2月15日から物件が見つかるまで家の荷物を一時預かってもらうことをお願いして、許可を得ていました。
ですから、万が一次の家がみつからなくて退去しても、何ヶ月間は荷物を預かってもらい、
仕事部屋としてワンルーム借りているサロンのようなところがあるので、そこに住めばなんとかなる、という万全の対策を準備していたのです。
ところが、事件が起こりました!
そのおばあさんが、『 娘に大反対されたので、荷物を預かることができなくなった!ごめんなさい! 』
という連絡が来たのです。青天の霹靂!ガーンとハンマーで頭を殴られたようなショックでした。2月1日のことです。
退去まで2週間。
1月31日に、Gメソッドの68秒インタビュー練習をした、よく日のことでした!
いいことが起こると期待していたのに、とんでもないことが起こったのです。
災い転じて・・・・
Aさんは、顔面蒼白!予防策の家がなくなった!ということで急遽、慌てて知り合いに片っ端からから連絡して、新しい家が見つかるまで、荷物を一時置かせてもらえないかと、引越し先の家ではなく、一時の荷物の置き場を探しました。
すると一人の方が、使っていない別荘があるから、そこなら荷物置けるよ、と言ってくれたのです。
ほっと胸をなでおろすことができる思いでした。なんとか荷物は一時置かせてもらえる。
家の方はそれからゆっくり探せばよい、ということでひとまず安心して、その荷物置き場となる別荘に、お友達と一緒に見学にいきました。
するとその家は、自然のよい山の中にありました。
自然が美しく、そして丁度よい大きさ、3部屋分の広さがあって、平屋、庭は狭いのですが、裏の敷地が、別荘地として土地だけを買っても、家が長年建てていないため、まるで自宅の庭のようです。庭つきの、自然がよくてお月様が最高に綺麗に見える、
しかもなんということでしょう。綺麗な川が側を流れています。
しかもその川が清流で、夏にはホタルが群舞するというのです。
Aさんが希望する条件が、全部揃っている理想の家でした。
しかもログハウス風のおしゃれな作りです。
思い起こせばその辺りは、自然豊かで、山菜とりや、木の葉をとりによく訪れたりした、Aさんお気に入りの地でした。
ああそういえば私は、老後は美しい自然に囲まれたところで
月を愛でて川のせせらぎを聞きながら、心豊かに暮らしたかったのだなあ、、、
と、老後の夢としてそんなことを思い描いていたことを思い出しました。
Aさんが家を探すとき、なぜ庭から月を見えるところ、川が近くにあるところ、、、など、普通ではあまり聞かないような条件にこだわっていたのかが、わかるような気がします。
荷物を置かせてもらうためだけに貸してもらうために見に来たのですが、Aさん、この別荘がとても気に入ってしまったのです。
Aさんは思わず
別荘の持ち主である友人に、ほとんど冗談で言いました。
この家が100万円だったら私が買いたいんだけどねー。
すると、
信じられない言葉がかえってきました。
『いいよ。どうせもう使わないから』
Aさんなら、100万円でゆずってもいいよ! ということでした。
『え?』『え!?』『ええ―っ!』
夢を見ているようでした。
ほっぺをつねっても痛い!のです。
本当!嬉しい!この家譲ってください! YES!
あっという間に、交渉、売買、成立!してしまったのです。
いままで1年間探しに探しても見つからなかったのに。
Gメソッドで、願いが実現してしまったのです。
突然願いの家が飛んできたのでした。
編集後記
Gメソッドは、願いをいい気分で喜んでたてると、あとは自動操縦がはたらきます。
最初に荷物を置かせてもらう約束をしたおばあさんから、娘に反対されたからと断られなかったら、理想の物件に出会うことはありませんでした。
断られるのも自動操縦です。
その結果新しい置き場所を探して、理想の物件に出会うことができました。しかも荷物置き場が、売り家となったのです。
考えられない、予想もしない、想定外のところから、自動操縦は働いてくるのですね。
自然を愛し、Aさん自身でさえも、果てしない夢としての、自然を愛でる暮らし、、、そんな奥底にしまっていた淡い願望さえも叶えようとされる宇宙の大きな愛に包まれるかのような、心の暖かくなる体験に、感動を覚えました。
おまけにその場所は、週に二回仕事で訪れる場所にとても近く、今の仕事場にも通っていくことのできる、絶妙の場所に位置しているというのです。
空間の神さまの自動操縦は、人の常識を超えた、人の予想を超えた 最高の神業でした。